管理番号 | 新品 :20877596 | 発売日 | 2023/12/25 | 定価 | 30,000円 | 型番 | 20877596 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
カテゴリホビー、カルチャーミリタリー個人装備その他状態やや傷や汚れあり(詳細)実物 陸軍近衛師団 佐官用 兼用刀鉄製刀身カット済み 合法・安全品
1873年(明治6年)に明治政府軍によって採用されたドレスソードに代わる新型指揮刀として西南戦争終結後に旧軍刀と同時に採用された経緯を持ちます。
西南戦争の戦訓を活かし、日本剣術に則った運用が可能ないわば戦闘に特化した旧軍刀と対になる刀剣と言えます。
エングレーブのデザインは旧軍刀等と統一化が図られておりエングレーブのデザインによって所有者の階級を見分けることも可能ですが旧軍刀の背金終端付近に見られる菊の意匠は、陸運一般部隊向けの指揮刀にはあしらわれていません。
また刀身に、現代の居合刀のようなメッキによる刃紋をいれハバキや駐爪はついておらず、鯉口のハメ合いで保持する構造になっています。
本商品にはエングレービングの特徴として下記が挙げられます。①背金両側面に 一重桜 (陸軍向けは 大和八重桜)
②背金終端付近に 十六葉一重表菊 (陸軍向けは 大和八重桜)
③背金5/6の位置まで桜花葉模様 (陸軍将官・佐官用は、時代により背金全面又は5/6の位置まで桜花葉・唐草模様)
以上の特徴から天皇と宮城(皇居)を警衛する「禁闕守護」(きんけつしゅご)の責を果たす陸軍近衛師団 左官用と判別できます。
刀身はエッヂが立っており、指揮刀に見られるメッキはかかっていません。
拵えの特徴として駐爪、ハバキを装備しており、特殊な仕様となっています。
基本的には明治~大正期の2環吊りの陸軍一般部隊用指揮刀の仕様を踏襲していますが、細部が陸軍向けの物とは異なります。
将校は平時には指揮刀を、戦時には軍刀を私費で購入し装備しなければなりませんでした。そこで私費での購入の負担を軽減する為、指揮刀型のサーベル拵に戦闘用の刀身を組込んだ兼用刀が考案されました。巻き藁や防寒服を着せた生豚での試斬では、日本刀や三十二年式軍刀と同等の性能を発揮しました。
近衛師団は一般師団とは異なり、最精鋭かつ最古参の部隊として、天皇と皇居を警衛する任にあたった部隊です。師団の人員は大日本帝国全国から選抜された兵士によって充足されていた為、近衛兵になることは大変な名誉とされていました。
1939年(昭和14年)日中戦争に動員下令以来広東作戦、南寧作戦に従軍し南寧を包囲する国民革命軍と激戦を展開しました。
その後はマレー作戦を始めとした南方作戦に従軍、終戦時には近衛第3師団は連合国軍の関東上陸作戦(本土決戦・決号作戦)に備え近衛第1師団が本来の近衛兵としての任務を担当する予定でした。
刀身鋼材:陸軍刀剣鋼刀身仕様:機械鍛造・研磨、油焼入れ、樋 (ひ) 付き・刃文無し刀身長さ:14cmで切断全長:約855mm鞘長さ:約722mm
■商品の状態、程度に関しては掲載画像を参照お願い致します。
■コンディション、ダメージなどは人によってとらえ方が違います。落札後クレームなどを言う方の入札はご遠慮ください【いかなる理由におきましても一切受け付け致しません】細かい傷、汚れ等見落としがある場合があります。注意して確認していますがその際は返品ができませんので神経質な方、実物を見ないで購入する事に理解のない方は入札を控えてください。■領収書の発行は一切行っておりません。領収書が必要な方はかんたん決済の利用明細画面を印刷したものが代わりとなりますのでそちらをご利用下さい。またクレジットカード決済や銀行振り込みの場合はクレジットカード利用明細、振込明細書、預金通帳の記録も領収書の代わりとなります。
■ヤフーオークションガイドラインについて12.銃器、弾薬あるいは主として武器として使用される目的を持つもの銃砲刀剣類所持等取締法の規制対象に限らず、以下に該当するものを出品禁止とします。
(1) 銃器類(同法第14条に基づき美術品または骨董(こっとう)品として価値があるとして 都道府県の教育委員会に登録された火縄式銃砲等の古式銃で、現代銃に改造されていないものを除きます)
(2) 弾丸(使用済みも含みます)
(3) 刀剣(上記同法第14条に基づき美術品として価値のある刀剣類として 都道府県の教育委員会に登録がある太刀、刀、脇差し、短刀、やり、なぎなた、ほこを除きます)
以上の条文 (1)・(2)・(3)には該当しませんので、ご注意ください。